雷神社
雷神社(いかずち)は火雷命(ほのいかづちのみこと)を祭神として祀っています。
『古事記』に記された神話の中では、死んだ妻のイザナミノミコトを追ってイザナギノミコトが黄泉(よみ)の国に下った際、イザナミノミコトは黄泉の国の食物を食べたため黄泉の国から出る事ができないとイザナギノミコトに応えました。
しかし、自分を追って黄泉まで来たイザナギノミコトの願いを叶えようと黄泉の神に談判するため御殿に戻りました。
その後、何時まで経っても戻らないイザナミノミコトが気になり、御殿に入ったところ、そこには頭に大雷神、胸に火雷神など8柱の雷神が生じているイザナミノミコトの姿があり、イザナギノミコトは怖ろしくなり黄泉の国から逃げ帰ったとされています。
雷が多い地方などで雷神はよく信仰され、落雷から身を守ってくれる神様として、雨をもたらす稲作の守護神として雨乞いなどで祭られる事が多いとのことです。
雷神社の御神木は鳥居脇の樹齢400年の銀杏の木ですが、残念ながら時期が早く黄金色に染まっておりませんでした。
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